本日三島・川之江港のガントリークレーンの落成式がありました。中村知事を始め
多くの政財界の方がご参加されました。本当におめでとうございました。
記念すべき日ではありますが、今後課題も多く存在しております。未だに世界的な
コンテナ不足は続いており、海上運賃は高騰し続けています。特に三島・川之江港
には韓国船社が多く入港しておりますが、ほぼ通常時の3倍から5倍の海上運賃なっており、
三島・川之江で揚げるよりは水島(岡山)や神戸で揚げた方が安くなるという現象も起こって
います。また新型コロナの影響、中国の経済回復もありコンテナヤード内の混雑がひどく
コンテナ船の入港を断る状況になりつつあります。荷役効率が上がってもコンテナヤード
が一杯の状況では受け入れできませんし、今後は背後地の有効活用が求められます。
四国ナンバーワンの水揚げ量を誇る三島・川之江港が今後発展し続けていくためには
まだまだ課題が多いですが、1つ1つ解決していければと思います。