ネットニュースに欧州スーパーリーグ構想という、欧州のビッククラブを中心に集めた
UEFAチャンピオンズリーグとは別に対抗するものとして計画されたリーグ戦のニュースがありました。
欧州スーパーリーグ創設がついに正式発表!レアル・マドリーが声明…「最重要」12クラブが合意 | Goal.com
私もCLの上位試合を観戦するくらいですが、多方面から考えても危険な方向性にあると思います。
サッカーの楽しみ方は色々ありますがプレーと勝負の二つが大きな柱で、チャンピオンズリーグは
最高レベルの選手たちが集まれば常に強度とクオリティが約束されますが、スーパーリーグに固定的
に縛るほど醍醐味は薄くなる。また入れ替わりがないと観る側にはスリルが無くなり、当事者には
チャンスが無くなってしまいます。ただ、チャンピオンズリーグもグループリーグの格差が開き、
1試合の価値が下がっていたのも事実で、さらに参加数を拡大させるという構想が今回のような
ビッグクラブの動きを加速させた向きもあると思います。何にしても一部の運営者やオーナーの利益主導で
物事が決められた場合に不幸になるのは選手や現場のスタッフ、何よりファンサポーターで、そこが無視
されたところで全て決まって行くと、結局サッカー界の不利益となっていく可能性が大いにあると思います。
ただでさえ選手寿命の短いサッカー界で、選手を酷使しすぎる使い方もいかがなものかと。MLBのように
選手ファーストの在り方が求められる時代だと思います。
本日は4月度理事会です。理事者の皆様宜しくお願いいたします。