3.11から今日で10年という月日が流れました。
被災されました多くの方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになられた方の
ご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます。
その当時は神戸の事務所に勤務しておりましたが、ネット上またテレビでの映像が信じられず
東北に住んでる友人に連絡してもつながらず、ただただ呆然とするしかなかった事を思い出します。
その後は津波や原発の報道ばかりで、多くの人たちが「無力感」を覚えるなか、物流企業として
何かできることはないかと考えるも物資を送ることくらいの選択肢しか見当たらず、その当時は物流網
が寸断されており現地のガソリンスタンドにガソリンが足りないとの報道を受け、ドラム缶に災害用
のガソリンを給油し被災地にトラックを走らせた記憶があります。その後は日本産の食料はすべて
放射能検査、家電製品にまで検査が義務化され、日本の輸出企業は大打撃を受けました。当然わが社も。。。
海外からの渡航者が蜘蛛の子を散らすように帰国してたのを覚えています。本日の新聞記事の多くも震災時
の支援、企業のBCP対策等の記事が出ていましたが、改めて会社で取り組む必要があると思った次第
です。今年は愛媛ブロック大会大洲大会では西日本豪雨災害での教訓を生かした防災訓練やその当時の
記憶を風化させないための展示等があるので現地入りしてしっかり学びを深めたいと思っています。
多くの人が共通してできることは、悲嘆にくれてばかりしてないで前を向いて働くこと。
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。