2014年度 理事長所信
スローガン
共に学び、共に歩み、共に成長する。
『一致団結』
熱い志を持って共に前進しよう。未来のために
公益社団法人 法皇青年会議所
第18代理事長 加地 将嘉
〈はじめに〉
2014年1月6日、私たち法皇青年会議所は、社団法人法皇青年会議所から公益社団法人法皇青年会議所に移行します。これまでも日頃より公益を意識して活動を行ってきており、今後も法皇青年会議所としての活動自体には何ら変わりはありません。しかし、公益社団法人という名に恥じぬ様、なお一層の努力を惜しまず邁進して参ります。
2004年4月1日、宇摩地域2市1町1村が合併し四国中央市が誕生し、はや今年で 10年を迎えます。市町村合併に先立ち、旧川之江青年会議所と旧伊予三島青年会議所が1997年に合併してからは18年目を迎えようとしています。
法皇青年会議所は時代の流れとともにさらなる進化をし、地域社会の諸問題の解決を行政と共に推進し、我々が率先して我々でしかできないことを創造し行動しなければなりません。同時に、進化を求めすぎてこれまでの過程における大切なことを忘れることのないよう、諸先輩方が築いてこられた17年間を振り返り、過去の事業を検証し、継承と進化のバランスを保ちながら、今の時代にあった事業を行わなければなりません。
そして、今年度は例年以上に、一致団結、メンバー全員が共に前進する活動を意識します。
〈すべてがチャンスである〉
今年度は、法皇青年会議所より石川誠二ブロック会長を輩出します。また、松山での全国大会の開催、全国大会でのエクスカーションである野球大会の四国中央市での開催、四国中央市制10周年における記念事業の開催等、大きな事業が数多くあります。
青年会議所は20歳から40歳までの限られた期間しか行動することができません。その間に自分の所属する都道府県で全国大会が主管されることはなかなかあることではありません。経験できずに卒業された先輩方もたくさんいらっしゃいます。自分自身が在籍している今年度に全国大会が開催されることは様々な経験をするチャンスなのです。
ブロック会長を輩出する今年度、全国大会やブロック事業、そしてブロックに出向する仲間たちをサポートすることを通じ、法皇青年会議所を成長させ、また、他の青年会議所と深く関わり合いましょう。
そして、行政合併に先だち誕生した法皇青年会議所が市政10周年に関わるのは当然であり、これも行政との繋がりを深くし、市民に広く青年会議所をアピールするチャンスなのです。
青年会議所とは、一人ひとりに対して平等に何かを与えてくれる所ではありません。しかし参加する機会は公平にあります。どういう気持ちで参加するかを自分自身が考え、どんな意識で行動するかによって、それぞれが確かな何かを得ることができるのです。
〈委員会事業〉
どのような組織にも活動を支えるための下支えがあり、その基礎がしっかりとしていなければ、組織の維持・運営はままなりません。組織を支えるしっかりとした基礎があってこそ、私たちが青年会議所活動に邁進し、事業展開を図っていけるのです。その役割を果たすのが総務広報委員会です。
私たちはどのような時でも自ら進むべき道を判断し、自ら運命を切り拓いていく事の出来る人材育成を心掛けなければなりません。自分自身が成長し、周囲に尊敬される存在になる事が、私たちの目指す「明るい豊かな社会」の第一歩であると考えます。そのためにも指導力開発・経営力開発・人間力開発等の様々な研修を研修委員会が行います。
会員拡大はJC運動そのものであると思います。会員拡大こそがひとづくりの基礎であり、まちづくりに繋がっていくのです。会員数の減少は全国の青年会議所共通の問題となっています。ここ数年、このような状況下でも会員数を拡大させてきました。今年度もまたたくさんのメンバーが卒業します。私たちメンバー一人ひとりが会員数減少について真剣に考え、情熱をもって会員拡大を行っていくことが重要となります。メンバー全員で会員拡大を行い、ひとづくり委員会がそのとりまとめを行います。
近年、法皇青年会議所は、行政・企業・関係諸団体・市民と協働したまちづくりを提唱してきました。これからも明るい豊かな社会、魅力があり住みやすい地域を創造すべく、継続して協働運動を推進していきます。市制10周年記念事業においても、明るい豊かな社会を創造出来る様な事業をまちづくり委員会が行います。
全国大会支援委員会は、10月に行われる全国大会松山大会へ向け愛媛ブロック協議会、
松山青年会議所はじめ愛媛県の他の青年会議所
等と共に全力でバックアップ出来るよう様々な支援活動を行います。
〈仲間と共に汗をかく〉
青年会議所メンバーのほとんどの方が経営者又は管理職の立場で仕事をしておられると思いますが、青年会議所活動を重荷に感じているメンバーはいませんか。私が思うには、青年会議所活動に積極的に参加していない人ほど、その活動を重荷に感じているのではないでしょうか。積極的に参加し、多くの仲間たちと共に汗を流せば、重荷に感じていたはずのものが楽しさに変ってくるのです。
人生において青年会議所に費やす時間はわずかしかありません。多くのメンバーが、仕事や家庭と両立させるために忙しい時間を調整し活動を行っています。そうして参加すればするほど、青年会議所活動が楽しみに変わってゆきます。自分自身に高い目標をもち、目的を明確にすることによって、その楽しみが自分自身の成長に繋がっていくのです。
青年会議所活動に参加することで汗をかき、汗をかけばかくほど、成長、友情、経験、多くの何かを得ることができます。これまでたくさんの汗をかいてきたメンバーの皆さんも、あまり汗をかいた事がないメンバーの皆さんも、今年度は一致団結、仲間たちと共に気持ちのいい汗をかきましょう。
〈やればできる〉
「やればできる」この言葉は私の好きな言葉の一つです。シンプルな言葉ですが、とても奥が深い言葉だと思います。やらなければ何も始まらない。やらなければできるものもできない。
やれば必ず求めた結果が得られるとは限りません。大切なのは、やればできると信じそれに真剣に取り組む姿勢です。求めた結果でなかったとしても、その姿勢と行動からは必ず何かが生まれるはずです。
やればそこに可能性が生まれる。やればそこに未来が見える。チャレンジ精神を持って挑戦してください。今よりもっと前に進むために、共に学び、歩み、成長しましょう。
〈基本方針〉
1. 会員拡大事業及びメンバーの資質向上を目指した研修事業の実施
2. 青少年育成事業並びに市民協働事業の明確化会議及び実施
3. 四国中央市制10周年記念事業への協力及び実施
4. 2014年度全国大会松山大会成功への協力
5. 2014年度全国大会松山大会野球大会の実施
6. 公益社団法人法皇青年会議所10周年未来宣言に基づく会議及び事業
7. 上記事業を行う為の個人の主体性とメンバー相互の連携
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